火災保険で飛散した棟包みを交換
- 投稿日:2018年 2月14日
- テーマ:現場通信
先日完成した市原市の屋根工事の紹介です。 築20年屋根塗装をご希望のお客様宅に現地調査に訪問しました。 屋根に登ってみると、 旧塗膜が傷んだ屋根が見えました。 しかしこの画像何だか違和感が有ります。 何だかわかりますか? 存在しなければいけない屋根の部品が有りません。 屋根の頂辺にある金属製の部品 「棟包み」がありませんでした。 下地の木材(貫板)の状況から、 何年も前から無かったように見えます。 台風などの強風により飛散したと推測されます。 ここでリフォーム工房みすず では、 すぐに「見積もりから工事」を勧めるのではなく 火災保険の申請をお勧めしました。 火災保険は火災の被害だけでなく、 自然災害にも適用されます。 特に住宅の外回りに関して言えば、 「雪害」「風害」による被害が代表的です。 自己負担で直すのではなく、 せっかく加入している火災保険の内容を 理解して使える可能性が有る場合は、申請をしてみましょう。 今回のケースでは「風害」の可能性が高く、 申請してみると、3週間程度で 屋根の修理費用と足場費用が支給されました。 では実際の工事の様子です。 ◆既設の棟包みも浮いた状態でしたので、すべて撤去しました。 ◆下地の貫板と新規の棟包みを取付けました。 ◆棟包み交換工事が完成。 ◆バイオ洗浄剤を散布してから、高圧洗浄を行いました ◆吸込みを止めるために 屋根用フィラーを入れて、シリコン塗料を上塗り。 ◆棟包みの交換と屋根塗装が完成です。 今回は、屋根塗装費は自己負担となりましたが、 足場や屋根修理費は火災保険で賄われ、 結果として低コストで屋根全体のお手入れをすることが出来ました。 屋根の修理に火災保険が利用できるかは、 現在の屋根の状況を知ることが重要です。 そこで、リフォーム工房みすず では、 『住まいの健康診断』を無料で行っています。 屋根に不安や心配がある方、 ご興味のある方はぜひお問合せください。 |